ADRE

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宝塚・西宮・伊丹を中心に住宅や商業店舗の撮影をはじめ、暮らしに不可欠な不動産から地域をより魅力あるものとして再定義。現場・制作・運用・管理をトータルコーディネートし、発信される情報としての価値を最適化することで、何度でも感動してもらえるクラフトマンシップを時流とともに改善し続けること。
ADREのポートフォリオサイトへお越しいただき誠にありがとうございます。
突然ですが皆様のご自宅の近くに「外観も汚くてカウンター10席しかないしカップルで行くには気が引けるけど提供も早くて新鮮でおいしくて手頃な鮨屋」はありませんか?要は「家の近くにあるお気に入りのお店」とも言えます。
ADREは、この京阪神エリアに絞って「早くて、わかりやすくて、魅力的な」不動産広告を追求し提供していく存在としてまさしく「地元の鮨屋」を目指しています。クオリティを確保するためむやみにエリアを拡大せず、現場主義を心掛け、撮影からデザイン制作、広告運用と分析改善まで一気通貫で統合された実務を通して「地域の筆頭」に選ばれることが第一目標とする姿です。
一つひとつの価値を常に考え伝え抜こうとする姿勢は、いわゆる「量産」とは真逆の考え方ですが、人が介在するすべての物事において本来あるべき姿ではないでしょうか。良い意味でのこだわりややり抜く志向でつくられたモノ、それを支える人々に呼応できる立ち位置で、「早く、わかり易く、魅力的に」情報を作り発信してまいります。
構想時現在の市況
構想時現在、日経平均株価は史上最高値を更新し、資材価格の高騰とともに不動産価格も上昇の一途をたどる中、人手不足が露呈し金利上昇圧力も高まるという「販売四面楚歌」に陥っているのが住宅販売市場です。大手ビルダー売主の建売物件は1300万円以上値下げをしても売れ残っている現場が実際にある程、販売難に直面(市場の目線が5年前の相場に回帰しているという見方もあります。)しています。少子化に加えて婚姻人口の減少、都市への人口集中などは大前提です。
前述の通り厳しい市況であることはもちろん、住宅販売が飽和状態となった現在では、立地・価格・相場を発信するだけの販売広告=「とりあえず売れればいい」が「売れ残り」もしくは「損切り」物件を生みます。
21世紀に入って20年余りにIT化が世の中に浸透し、消費者目線では容易に市場を調べて購入検討ができるとともに、広告と販売(不動産営業)との距離が大きく近づいている一方で、販売業者目線では販売物件を創る動きの中でアナログ的な立ち居振る舞いが励行され、一部を除いてデジタル面は手つかずに等しいのが現状です。
不動産が消費者の手に渡るまでに、不動産業者のみならず多くの業者等(つまり多くの人。)が介在することも、現場レベルでデジタルを活用した販売促進活動の充実を阻害する要因のひとつになっています。
埋まりそうで埋まらない住宅購入検討者と不動産販売業者との溝があり、そして販売が滞ると困るのが、販売物件の売主である建築会社です。
このような状況が続けば、いくら市場に波があるとはいえ巨大資本をもたない中小零細企業が良ければ買収・統合、最悪の場合で廃業せざるを得ません。良いモノを造っている組織体がなくなってしまう現状に、何とかして一石を投じることはできないでしょうか。
地場の建売事業者が手掛ける住宅や
地域が持つ魅力を市場に再発見させたい。
筆者が年間200棟超の企画・制作・運用に携わった立場で見ると、特に地域の建築会社や工務店等が考え抜いて建ててきた建売住宅には大手ビルダーの量産住宅とは異なる魅力が間違いなくあります。人の手による建築だからこそ、見た目や設計に限らず、現場の体制やノウハウもそこに含まれます。ひとつの物件にフォーカスして熱く語れる自信もあります。
現在の大手デジタル(ポータルサイト)広告の主戦略は「全国津々浦々、誰にでも使いやすく目につく媒体制作運用」であって、広く浅く展開することが至上命題のひとつです。そのため、概念的に親和性の高い大手ビルダー住宅が広告上で地場業者が建てる建売住宅を締め出してしまったり、より魅力的な部分が標準化されることで見えづらくなってしまったりしています。また、広告の入稿は不動産業者(筆者の地域では多くは仲介業者)が実施するため、売主が思う最適な広告とは言えないかもしれません。
もちろん、大手デジタル広告の制作・マーケティングやその研究費用は膨大であり、その力を借りないという選択肢があり得ないことは言うまでもありません。
ADREがまず実現するのは、例えば住宅購入者が誰かに自宅を買った理由を話した時、「価格以上に魅力的だったからいい買い物だった。」と言ってもらえるように消費者目線の住宅販売を第三者の立場で最適化する手助けをすること。また、これを時流とともに改善し続けることです。ここには前述した大手デジタル広告での運用最適化ももちろん含まれます。
その先に、宅建業法的にもデジタルマーケティング的にも既存の仕組みを利用した地域限定で運用される新しい広告媒体の創出を目指しています。実現のためにはあらゆる観点で不動産に関わる皆様:一般、業者問わずすべての方から常にご意見を頂き、統合していく必要があります。お話しできる機会がございましたら、地域のこと、不動産のこと、お勤めのこと、ご家族のことなど、公私を問わない意見交換ができれば幸いです。
ご覧いただいている皆様との温かいご縁が繋がり深まることを心より祈っております。
以上、ご一読いただき誠に有難うございました。
中の人
「育児も、家事も、仕事も。」
住宅写真家・広告デザイナー・2児の父
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